カバネリピンボール

Grand Prix 2017

OKAYAMA INNOVATION CONTEST 2017 受賞者決定!!

11月4日(土)、岡山シンフォニーホールにて「岡山イノベーションコンテスト2017」
ファイナルステージが開催された。当日はファイナリスト16組による優れたビジネスプランが披露され、
1000人を超える会場客を魅了。各部門の大賞受賞者を紹介します。

受賞者紹介

学生部門:高校生の部 大賞

「神楽」で感じる矢掛の魅力
~外国人向け体験型観光事業~

岡山県立矢掛高等学校 
宮脇 夏実 / 大村 佳那 / 春名 野々花 / 北川 菜々子 / 浅野 乃里佳

写真:高校生の部 大賞受賞者
神楽で外国人観光客誘致

 矢掛町やその周辺には10以上の神楽社中がある。そこで伝統芸能の神楽を観光の目玉にした外国人観光客の誘致策を考えた。
 神楽は、いつ、どこで演じられるかわかりにくいため、町の中に古民家を利用した常設の劇場を造り、定期公演を行う。
1階はステージ、2階には着付け体験コーナーや神楽博物館など併設。また商店街には神楽面や和菓子作り体験の施設などを設け、一帯を神楽ゾーンとして整備する。子どもたちを対象にした神楽の後継者育成も大切になる。訪れた外国人観光客は、SNSで矢掛町の魅力を発信するはずだ。そうなれば、さらなる誘客が見込め、町の活性化につながる。

学生部門:大学・専門学校生の部 大賞

スローファッションを岡山から!!

香川大学大学院 
大西 徹

写真:大学・専門学校生の部 大賞受賞者
消費者参加型ブランド展開

 現在、アパレル業界では流行の衣料を大量生産するファストファッションが主流だが、今後の持続可能なビジネスモデルとして、質の良い服を長く大切に着る「スローファッション」が提唱されている。繊維産業のまちという岡山の利点を生かし、消費者参加型のブランド展開を目指す。
 まず、オンライン上でコンテストを開催しデザインを募集、ユーザー投票で衣服のデザインを決める。製品化は岡山県内の縫製工場や生地メーカーなどへ直接依頼。商社などを介さず中間コストを省くことで、適切な価格を実現する。小ロットで高品質の衣類をつくり、主にインターネット通販で販売していく。

スタートアップ部門:社会人の部 大賞

「オヤジのセナカ」
~”押します””見せます”をサポートします

株式会社ベネッセコーポレーション 
中嶋 佳乃子

写真:スタートアップ部門:社会人の部 大賞受賞者
子ども向け応援プラン

 夫婦でランニングが趣味だが、レースになると3歳の娘は実家に預けるしかない。しかし「わが子に応援してもらいたい」「子どもに頑張る親の背中を見せたい」―との思いから生まれたのが「子どもが応援」おまかせサービスだ。
 プランナーとランナーがレース設定やタイムスケジュールを調整。当日は付添人が子どもを預かり、親の応援やサプライズの用意を手伝う。料金はフルマラソン5時間で1万5千円を想定。スポーツや子育て支援に理解がある地元企業の協力があれば、料金はもっと抑えられるだろう。同サービスを岡山発「オヤジのセナカ」モデルとして推進し、岡山ブランドとして確立したい。

スタートアップ部門:若手経営者の部 大賞

いなか発、世界。まずは岡山から。
革新的技術で農業を変える

農業法人株式会社D&Tファーム 
田中 哲也

写真:スタートアップ部門:若手経営者の部 大賞受賞者
日本をバナナ輸出国へ

 日本は水不足の懸念がない優良な農地を有し、バナナの木を枯らす新パナマ病の心配もない。当社の独自技術「凍結解凍覚醒法」を用いて岡山でバナナを生産し、苗も販売。日本を輸出国にする。
 凍結解凍覚醒法は、マイナス60度という超低温で植物の種子や成長細胞にストレスを加えることで、植物が本来持つ能力を最大限に発揮させるものだ。未処理の植物に比べると、耐寒性が上がり、成長スピードが速くなり、収量も増加する。
しかも、遺伝子組み換えや薬物は一切使用しない。この技術はパイナップルやコーヒー、グァバなどにも汎用性がある。
 バナナ栽培の収益性は高く、10アール当た り2500万円の売り上げが見込める。

イノベーション部門 大賞

多目的スモールハウス「小屋やさん」事業の全国展開

株式会社 植田板金店 
植田 博幸

写真:イノベーション部門 大賞受賞者
本格的建材で小屋製造

 庭に手軽に設置できる小屋は、趣味や店舗などさまざまな用途があることから全国的に人気を集めており、需要が見込める。特に女性の起業に役に立つと思われる。当社の小屋は、設計から製造、販売まで一貫して手掛けるため低価格。工場生産なので製造作業は天候に左右されない。一般住宅と同じ本格的な構造材、屋根・外壁材を用いており耐久性に優れている。小屋の大きさや屋根の形、外壁などデザインが異なる約160のプランから選べ、オーダーやカスタマイズにも対応する。専用トラックで完成品を配送するため設置は簡単。設置場所は駐車場1台分に収まる。また岡山県産のヒノキ材を使って地域貢献にも力を入れる。

サンマルク賞

スティック形状の食品が変える無駄のない食卓デザイン

株式会社 果実工房 
平野 幸司

写真:サンマルク賞受賞者

 当社のスティックゼリーに用いる液体包装技術を活用し、地元メーカーのしょうゆなど調味料を試食感覚で購入できるアソート商品を提案する。同技術で調味料の常温保管が可能となり、個包装化で酸化防止、品質劣化防止に役立つ。1パックに12種類を入れ、気に入った銘柄は包装に印刷された二次元バーコードを読み取り通販サイトなどから購入できる。将来的にはみそやジャムなどさまざまな調味料で幅広く展開する。

サンマルク賞

学生のためのチャレンジショップ、
コミュニティの形成

岡山大学 
石黒 楓

写真:サンマルク賞受賞者

起業を目指す大学生らが集い情報交換できる場を提供したい。複数の店長で運営するシェア型の店舗ならば、学生でも低コスト・低リスクで起業に挑戦できる。同じ志を持った同世代が集まれば、大学生ならではの悩みを共有しながら切磋琢磨できる雰囲気を生み出せ、意欲向上につなげられる。また人材育成のセミナーなどを開催するNPO法人などから気軽にコンサルティングを受けられるようにする。